バカの紙
- 作者: 養老孟司
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/04/10
- メディア: 新書
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識者「許認可権限を持つ役職に就いた政治家が所管業界の株を持ち続けるのは好ましくない」
・鈴木寛文部科学副大臣 未上場ベンチャー(大阪大研究者立ち上げ)
・市村浩一郎国土交通政務官 JR西日本 1株(時価29万円)
妻 JR東日本1株・和田隆志内閣府政務官(金融庁担当) 三井住友FG 1株(2400円)
妻 証券関連会社200株カッコ内は時価
2400万円じゃないぞ、2400円だぞ
よくニュースにする気になったと脱力する朝だった。
誰だったか忘れてしまったが、M&Aで成長していた新興上場企業の社長が、IRでとある企業の保有報告を発表した。
1株保有していますが、いち株主として四半期報告を読むためです。
当時株式ニュースではお笑いネタとして紹介されていたが、ネットで読めるじゃんそれぐらいwwwというツッコミが主であった。
上場企業のIR充実はここ数年で飛躍的で、わざわざ株主にならずともPDFで参照できる。
*11単元を所有することの何が悪いのかさっぱりだ。問題があるといっても就任前の購入であるし、時価2400円ごときで何らかの便宜を疑うほうがバカだ。
政治家センセーが貧乏人投資の優待をするのが恥ずかしいと指さしてバカにする記事なら笑えるのだが、ちょっとなにいってるかわからないレベル。
こんなくだらねぇ内容を鬼の首を取ったように報道することが多い週末の大新聞はネタの宝庫ですよ、って話でした。